ワーカビリティー
ワーカビリティーは、まだ固まらないコンクリートが運搬、打込み、締固め、仕上げまで無理なく扱え、鉄筋のすき間にも回り込み、材料が分かれにくい性質です。仕上がりや強度のばらつきを防ぐため、配合と現場管理で整えることが大切です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
運搬、打込み、締固め、仕上げの四工程を横に並べ、流れやすさと分離しにくさを添えます。
ワーカビリティーは、まだ固まらないコンクリートを無理なく施工できる性質です。作業性と品質の両方を含む上位概念です。
左に施工しやすく均一なコンクリート、右に硬すぎる状態と材料が分かれた状態が並べて描かれています。
ワーカビリティーは、まだ固まらないコンクリートが現場でどれだけ扱いやすいかを表す上位の性質です。柔らかすぎると粗骨材と水が分かれ、硬すぎると型枠や鉄筋のすき間に入りにくくなります。水を増やせばよいという話ではなく、コンシステンシー (流れやすさ) と材料分離抵抗性を合わせて見ることが大切です。
ワーカビリティーは、まだ固まらないコンクリートが運搬、打込み、締固め、仕上げまで扱いやすい性質です。鉄筋周りへ回り込み、材料分離しにくいことが重要です。
中央のワーカビリティーから、コンシステンシー、材料分離抵抗性、ブリーディング抑制へ枝分かれする概念図です。
ワーカビリティーの良し悪しは、ひとつの数値だけでは決まりません。コンシステンシーは流れやすさ、材料分離抵抗性は石とモルタルがばらばらになりにくい性質、ブリーディングは水が表面へ浮く現象です。おかゆが水っぽすぎても固すぎても食べにくいのと同じで、複数の性質のつり合いが取れて初めて作業しやすい状態になります。