転落事故
転落事故は、高い場所で作業する人が、足場や構造物から落ちてしまう事故のことです。高所作業や高い構造物の解体で起こりやすく、重大なけがにつながります。足場や手すり、安全ネットを整え、悪天候時には作業を中止して防ぎます。
セクション別の図解
安定した足場・手すり・安全ネット・安全帯を備え、悪天候時には中止して転落を防ぐ高所作業の様子が描かれています。
転落事故を防ぐには、複数の対策を重ねます。まず、安定して立てる足場を組み、落ちるのを防ぐ手すりを設けます。万一に備えて、落下を受け止める安全ネットを張り、作業員は体を支える安全帯を使います。そして、強風や大雨で足場が不安定になる悪天候のときは、作業を中止します。これらを組み合わせることで、転落の危険が大きい高所作業でも、人が落ちる事故を防げます。備えを重ねることが命を守ります。
左に人が高所から落ちる転落事故、右に工具や破片が落ちる落下事故を並べ、落ちるものの対比が描かれています。
転落事故と落下事故は、名前が似ていますが、落ちるものがちがいます。転落事故は、作業する「人」が高所から落ちる事故です。落下事故は、工具や材料、解体で生じた破片など「物」が高所から落ちて、下の人に当たる事故です。どちらも高所作業や解体で起こりやすく、重大なけがにつながります。人の転落は足場や手すりで、物の落下はつり綱や立入禁止で防ぐ、というように、対策も使い分けます。
足場が不安定だったり手すりがなかったりすると、作業員が足を踏み外して落ちてしまう危険が示されています。
転落事故が起こるのは、高所では人が落ちる危険が常にあるからです。足場が不安定だったり、手すりがなかったり、足を踏み外したりすると、作業員は高い所から落ちてしまいます。落ちる高さが大きいほど、地面にぶつかるときの衝撃が大きく、重大なけがになります。とくに、強風や大雨では足場が滑りやすくなり、転落の危険が増します。だから、足場を安定させ、手すりや安全帯で備え、悪天候時は作業を中止します。
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