低水護岸天端保護工裏側
低水護岸天端保護工裏側は、低水護岸の上端を越えた流水が背後へ回り込み、護岸の裏側や背後地を削るのを防ぐ考え方です。表側だけでなく、越流水後の侵食にも備える点が重要です。試験では、部材の位置、守る対象、水の作用を結び付けます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
低水護岸を越えた流水が背後側へ回ろうとし、天端保護工が上端から裏側を覆って守る様子が描かれています。
低水護岸天端保護工裏側は、低水護岸の天端 (護岸の上端) を越えた水が、裏側や背後地を削って壊すのを防ぐ役割です。水は正面から当たるだけでなく、上を越えたあとに裏へ回り込むことがあります。堤防のふちにふたをして、背後からめくれないようにするイメージで理解します。
護岸の天端を越えた水の流れが赤い矢印で示され、背後側の土へ向かう侵食経路が強調されています。
低水護岸では、水位が上がると流水が天端を越えて背後へ落ちることがあります。このとき水の勢いで裏側の土が洗い流されると、表側の護岸が残っていても支えを失って壊れます。低水護岸天端保護工裏側の考え方は、見えている川表だけでなく、越流水が回り込む経路を先にふさいで侵食を起こしにくくすることです。
左に表側法面を覆う法覆工、右に天端から裏側を守る天端保護工が並び、守る場所が分けられています。
法覆工は、流水が直接当たりやすい表側の法面を保護する工種です。一方、天端保護工は、護岸上端を越えた水が裏側へ回り込む場面を重視します。低水護岸天端保護工裏側では、表と裏のどちらを守る話かが判断の分かれ目です。川に面した側なら法覆工、越流水後の背後側なら天端保護工と整理します。
低水護岸の天端保護工は、越流水が護岸の背後へ回り込み、裏側や背後地を削ることを防ぎます。表面だけでなく、水が越えた後の侵食経路を抑える役割です。