砂置換 vs RI計器密度測定
砂置換 vs RI計器密度測定は、盛土や路盤が十分に締め固められているかを、現場乾燥密度で確かめる 2 つの方法の比較です。砂置換法は孔の体積から求め、RI計器は放射線を使って短時間で密度と水分を測ります。
セクション別の図解
左に現場の試験孔へ標準砂を入れる方法、右に路盤上へ RI 計器を置いて測る方法が並んで描かれています。
砂置換 vs RI計器密度測定は、締固め後の地盤や路盤の密度を確かめる代表的な 2 方法です。砂置換法は掘った孔の体積と採取土の重さから密度を求めます。RI計器は放射線を利用して、地面を大きく掘らずに密度と水分を測ります。どちらも目的は、設計どおりに締め固まったかの確認です。
路盤に丸い試験孔を掘り、上から標準砂を流し込んで、孔の体積を求める現場試験の様子が描かれています。
砂置換法の特徴は、孔を掘って取り出した土の重さと、孔を満たす標準砂の量から現場密度を求めることです。水を入れて容器の体積を測る代わりに、粒のそろった砂を使うイメージです。直接的で理解しやすい方法ですが、掘削や砂の扱いに手間がかかり、試験場所も少し乱れます。ていねいな作業が精度を左右します。
締め固めた路盤の上に RI 計器が置かれ、表示部に乾燥密度と含水比の測定値が出る模式図になっています。
RI計器の特徴は、ラジオアイソトープ (放射性同位元素) を使って、地盤中の密度と水分を短時間で測れることです。大きな孔を掘らずに多くの地点を確認しやすい反面、放射線を扱うため、資格、管理区域、保管、点検などの安全管理が必要です。施工管理では、速く測れる利点と取扱いルールをセットで押さえます。
左に孔掘り、砂入れ、採土を行う砂置換の手順、右に計器を置いて短時間で読む RI 測定が作業時間の帯で比較されています。
比較では、砂置換法は直接測るため信頼しやすい一方、時間と手間がかかります。RI計器密度測定は短時間で多点測定しやすい一方、放射線機器としての管理が必要です。精度確認を重視する場面か、施工中にすばやく多数点を確認したい場面かで使い分けます。