就業規則
就業規則は、労働時間、賃金、退職、職場の守るべき決まりをまとめた会社のルールブックです。常時10人以上の労働者を使う事業場では、作成して行政官庁へ届け出る義務があり、働く条件を明確にします。試験では、数値、対象、手続きの相手を結び付けて覚えます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
建設会社の事務所で、労働時間、賃金、退職などの項目が並ぶ就業規則ファイルが俯瞰されています。
就業規則は、会社と働く人の約束を一冊にまとめた職場のルールブックです。労働時間や賃金のようなお金と時間の条件だけでなく、服務規律 (職場で守る態度や手順) も含みます。建設業の現場でも、働き方の基準をそろえ、トラブルを防ぐために重要です。
労働基準法第89条の紙面に、10人以上、作成、届出の語句が赤枠で囲まれています。
労働基準法第89条では、常時10人以上の労働者を使用する使用者に、就業規則の作成と行政官庁への届出を求めています。ここでいう常時は、日々の一時的な増減ではなく、通常の使用状態を見る考え方です。10人以上、作成、届出をセットにして、会社の基本ルールを公的に整える仕組みとして理解します。
[作成義務] 就業規則は労働時間、賃金、退職など職場の基本ルールをまとめる文書です。常時10人以上の事業場で作成と届出が必要です。
机の上で未届の就業規則ファイルと、30万円以下の罰金を示す通知書が対比されています。
就業規則を作らない、または届け出ない場合は、労働基準法違反として30万円以下の罰金につながります。罰則は、労働条件をあいまいにしないための強制力です。就業規則は努力目標ではなく、一定規模以上の事業場に求められる法的な義務として扱われます。