深層混合処理工法
深層混合処理工法は、軟弱地盤の中にセメント系固化材を入れ、土と混ぜて柱状や壁状の硬い改良体をつくる地盤改良工法です。地中に支えを作ることで、盛土や構造物の沈下、すべり、支持力不足を抑えます。試験では、適用地盤、施工手順、似た工法との違いが頻出です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
軟弱地盤の施工ヤードを斜め上から見下ろし、改良機、固化材供給、地中の柱状改良体が層で示されています。
深層混合処理工法は、軟らかい地盤をその場で固化材と混ぜ、地中に硬い柱や壁をつくる工法です。やわらかいゼリーに棒状の支えを入れて固めるイメージです。改良体が荷重を受け持つため、盛土や建物の沈下を抑え、地盤の支持力を高めます。
改良体の断面が近くに表示され、未攪拌部、固化材量、鉛直性、出来形確認点が色分けされています。
深層混合処理工法の管理では、土と固化材がむらなく混ざることが重要です。未攪拌部が残ると弱い部分になります。固化材量が不足すると強度が出にくく、鉛直性が悪いと改良体の位置がずれます。出来形 (完成した形や寸法) と強度を確認し、計画どおりの支えになっているかを見ます。
左に攪拌翼で混ぜる方式、右に高圧噴射ノズルで切削混合する方式が並び、柱状改良体へ進む流れです。
深層混合処理工法の施工は、改良位置に機械を据え、固化材を供給しながら地盤を混ぜ、所定の深さまで改良体をつくる流れです。機械攪拌方式は羽根で土をかき混ぜます。高圧噴射方式は水や固化材を強く噴き出して土を切り崩しながら混ぜます。
[比較] 深層混合処理は、地中の土と固化材を機械で混ぜて柱状や壁状の改良体を作ります。薬液注入のようにすき間へ浸透させる方法とは、地盤を強くする仕組みが異なります。