設計図書
設計図書は、公共工事で発注者が受注者に示す、工事の内容を定めた書類のことです。設計図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書の4種類をいい、契約書は含まれません。工事はこの設計図書にもとづいて施工します。
セクション別の図解
設計図面・仕様書・現場説明書・質問回答書の4種が、工事全体の品質や数量を判断する基準として機能する様子が描かれています。
設計図書は、公共工事を進めるうえでの基準になります。発注者が示す設計図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書の4種で構成され、契約書はこれとは別に扱われます。工事の品質や数量は、この設計図書に照らして判断されます。設計図書の記載どうしが食いちがう場合は、発注者と受注者が協議して取り扱いを決めます。工事の根拠となる、重要な書類のまとまりです。
発注者がつくって示す設計図書と、受注者がつくる施工計画書・施工体制台帳を左右に並べ、作成する側のちがいが対比されています。
工事に関わる書類は、誰がつくるかで区別できます。設計図書は、発注者がつくって受注者に示す書類で、図面・仕様書・現場説明書・質問回答書の4種です。一方、施工計画書や施工体制台帳、工程表などは、受注者がつくる書類で、設計図書には含まれません。発注者が示すのが設計図書、受注者がつくるのがそれ以外、という区別を押さえることが大切です。
発注者と受注者が同じ設計図書を見て、つくるものの内容について共通の理解を持っている様子が示されています。
設計図書が必要なのは、発注者と受注者の認識をそろえるためです。工事は、何をどうつくるかを正確に伝えないと、できあがりが発注者の求めるものとずれてしまいます。設計図書は、工事の内容を図面と文章で明確に定めることで、両者の認識を合わせ、後の食いちがいやトラブルを防ぎます。もし設計図書の記載どうしが食いちがう場合は、発注者と受注者が協議して取り扱いを決めます。