性能表示
性能表示は、建設機械の能力を表すために用いる指標です。機械の主な仕事の内容に応じて単位が異なり、バックホウはバケット容量、ダンプトラックは最大積載量、クレーンは吊り上げられる荷重で表します。
セクション別の図解
工事の規模に合わせて、適切な性能表示を持つ機械を選ぶ様子が示されています。
性能表示は、工事に使う機械を選ぶ基準になります。工事の規模や運ぶ土の量に対して、能力が小さすぎれば作業がはかどらず、大きすぎれば不経済です。性能表示を見て、過不足のない機械を選びます。選んだ機械は施工計画書や仕様書に記載します。また、クレーンの吊下荷重のように、性能表示は安全に使える範囲の目安にもなり、これを超える使い方は事故につながります。
バックホウ(立方メートル)、ダンプトラック(トン)、ブルドーザ(トン)、クレーン(トン)と、機械ごとに性能表示の単位が対比されています。
建設機械の性能表示は、機械ごとに単位がちがいます。バックホウやトラクタショベルは、土をすくう量を表すバケット容量(立方メートル)で表します。ダンプトラックは、積める量を表す最大積載量(トン)です。ブルドーザは、押す力のもとになる機体の質量(トン)です。クレーンは、吊り上げられる重さを表す吊下荷重(トン)です。それぞれの主な仕事に対応した指標が選ばれています。
「掘る・運ぶ・押す・吊る」という仕事の内容に応じて、性能表示の単位が決まる関係が示されています。
性能表示の単位が機械ごとにちがうのは、その機械が何を主な仕事とするかで決まるからです。土を掘る機械は、一度に掘れる量(容量)で能力を表すのが自然です。土を運ぶ機械は積める量、土を押す機械は押す力のもとになる質量、物を吊る機械は吊れる重さで表します。何を仕事として持つかを考えると、どの単位を使うかを間違えにくくなります。
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