療養補償全額負担
療養補償全額負担は、労働者が業務上のけがや病気で治療を受けるとき、使用者が必要な療養費を全額負担する労働基準法第 75 条の災害補償です。一部補助ではない点が重要です。試験では、数値、対象、手続きの相手を結び付けて覚えます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
負傷した作業者の治療費請求書に、会社が全額負担することを示す大きな印が押されている場面です。
療養補償全額負担は、仕事が原因のけがや病気について、必要な治療費を使用者が全額負担する制度です。療養とは、診察、薬、手術、入院など治療に必要な行為を含みます。労働基準法第 75 条の災害補償として定められ、労働者が業務上の負傷で経済的に困らないようにするための仕組みです。
左に全額負担、右に一部補助が置かれ、全額負担側に基準の違いが強調されています。
基準で押さえる点は、使用者の負担が「一部」ではなく「全額」になることです。療養補償全額負担では、業務上の災害で必要な療養費が対象になります。労働基準法第75条の趣旨は、業務上のけがや病気について、労働者に治療費負担を残さないことにあります。
[負担原則] 療養補償では、業務上の負傷や疾病に必要な療養費を使用者が全額負担します。自己負担を前提にせず、必要な治療を受けられるようにする制度です。
[法的責任] 業務上のけがや病気で必要な治療を受ける場合、使用者は療養費を全額負担します。一部だけの補助ではなく、必要な療養そのものを補償します。