リッパビリティ ブルドーザ
リッパビリティ ブルドーザは、ブルドーザ後部のリッパという爪で岩盤や硬い地山をほぐして掘削できるかを判断する施工性の指標です。機械選定や掘削方法の判断に使います。試験では、管理項目、確認時期、現場での使い分けが頻出です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
ブルドーザの後部についたリッパの爪が岩盤へ食い込み、地山を割りほぐす施工場面が描かれています。
リッパビリティ ブルドーザは、硬い地山を爆破や大型破砕機なしで、ブルドーザ後部のリッパでほぐせるかを見る考え方です。リッパは大きなくまでのような爪で、岩の割れ目に食い込ませて引き裂きます。掘削できるかを事前に判断すると、機械の選び間違いや作業の遅れを防げます。
軟らかい岩から硬い岩までが段階表示され、リッパの爪がどこまで食い込むかが比べられています。
リッパが効くかどうかは、岩盤の硬さだけでなく、割れ目や風化 (雨風で弱くなること) の程度にも左右されます。割れ目が多い岩は、チョコレートを割るように爪が入りやすいです。反対に、割れ目が少なく硬い岩では爪が滑り、リッパビリティは低くなります。地山の状態を見て施工方法を選ぶことが大切です。
リッパビリティは岩盤掘削性、トラフィカビリティは建設機械の走行性として左右に分けられています。
リッパビリティは、リッパで地山をほぐせるかという掘削性の話です。トラフィカビリティは、建設機械がぬかるみなどで沈まず走れるかという走行性の話です。どちらも施工性を表しますが、見る対象が違います。岩を割れるかならリッパビリティ、機械が走れるかならトラフィカビリティと覚えます。
リッパビリティは、ブルドーザ後部のリッパで岩盤や硬い地山をほぐせるかを示す考え方です。地山の硬さに応じた機械選定や掘削方法の判断に使います。