オランダ式二重管コーン貫入試験
オランダ式二重管コーン貫入試験は、二重管の先端にある円すい形のコーンを地盤へ押し込み、貫入抵抗 (押し込みにくさ) から土の硬さを調べるサウンディング試験です。深さごとの変化を読み、支持層の目安をつかみます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
地盤の断面に二重管コーンが鉛直に押し込まれ、先端抵抗が矢印で上向きに示される構成です。
オランダ式二重管コーン貫入試験は、細い針を土に押し込んで硬さを感じ取るように、地盤の抵抗を数値で調べます。二重管式なので、先端コーンにかかる抵抗を中心に測りやすく、深い場所まで連続的に確認できます。ボーリングのように土を取り出す方法ではなく、押し込みやすさから地盤の状態を読む方法です。
左に地盤柱状図、右に深さごとの貫入抵抗グラフが並び、硬い層ほどグラフが大きく張り出しています。
判定では、貫入抵抗が大きいほどコーンが入りにくく、地盤が硬いと読みます。反対に抵抗が小さい深さは、軟らかい粘土や緩い砂の可能性があります。オランダ式二重管コーン貫入試験の結果は、深さ方向の硬さの変化を見る資料なので、単独の一点だけでなく、急に抵抗が増える層や弱い層の厚さを合わせて判断します。
オランダ式二重管コーン貫入一定深さごとに貫入抵抗を読み取り、深度との関係を記録します。
深度目盛の付いたロッドが拡大され、25cm ごとの位置に丸印が並んで測定点として示されています。
数値では、25cmごとの測定間隔を深さ方向のものさしとして意識します。間隔がそろっていると、貫入抵抗の増減をグラフにしたとき、硬い層や軟らかい層の境目を読みやすくなります。オランダ式二重管コーン貫入試験の 25cm は、地盤を細かく輪切りにして連続的に見るための測定単位です。