もたれ式擁壁4記号
もたれ式擁壁4記号は、もたれ式擁壁の断面で使う H1、H2、B1、B2 を、擁壁高、全高、底版全幅、つま先版幅として区別する整理です。高さや幅の取り違えは設計計算の誤りにつながるため、図とセットで覚えます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
切土法面にもたれる擁壁断面に、縦方向の H1、H2 と、底版方向の B1、B2 の矢印が配置されています。
もたれ式擁壁4記号は、擁壁の高さと底の幅を図面上で読み分けるための約束です。H1 は擁壁高、H2 は全高、B1 は底版全幅、B2 はつま先版幅を表します。似た矢印が近くに並ぶので、名前だけでなく「どこからどこまで測るか」を断面図で確認することが大切です。
底版上面から天端までの矢印と、底版下端から天端までの矢印が 2 本並び、高さの基準位置の違いが示されています。
原理の要点は、高さ記号は同じ天端を見ても、下側の基準が違うと値が変わることです。H1 は擁壁として見える高さを表し、H2 は底版の厚みまで含めた全体の高さを表します。机の上の箱を、床から測るか机の上から測るかで高さが変わるのと同じです。もたれ式擁壁では基準線を先に見ると混乱しません。
B1 の長い矢印と B2 の短い矢印が底版上に並び、B2 が底版の一部だけを示すことが強調されています。
比較では、B1 と B2 の範囲差だけを分けます。B1 は底版の端から端までを測る全幅で、B2 は前面側のつま先版だけの幅です。どちらも横方向の記号なので混同しやすいですが、B1 は全体、B2 は部分と整理できます。
もたれ式擁壁では、H1、H2、B1、B2で高さや幅を区別します。擁壁高、全高、底版全幅、つま先版幅を読み分けることで形状を正確に扱えます。
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