マサ
マサ (まさ土) は、花こう岩が風化してできた、砂のような土のことです。砂と細かい粒が混ざっており、締固め材料として使われます。さまざまな土質に対応できるタイヤローラなど多様な機械で締め固められる材料の一つです。
セクション別の図解
敷き広げたマサ土を、タイヤローラが転圧して盛土や路盤の層に仕上げている現場の様子が描かれています。
マサは、盛土や路盤の材料として締め固められます。さまざまな土質に対応できるタイヤローラなどで締め固められ、密で安定した層になります。花こう岩が広く分布する地域では、身近に多く得られる土砂のため、盛土材料としてよく利用されます。砂や細粒分のバランスによって締まりやすさが変わるため、材料の性質を見ながら、敷均しと転圧を繰り返して丈夫な層に仕上げます。
左に花こう岩が風化してできたマサ土、右に山などで採れる山砂利を並べ、成り立ちのちがいが対比されています。
マサと山砂利は、どちらも砂や粒が混ざった締固め材料ですが、成り立ちがちがいます。マサは、花こう岩という岩が風化して砂状になったもので、もとは一つの岩でした。山砂利は、川や山などにたまった砂利で、いろいろな岩が流れたり集まったりしてできています。成り立ちはちがいますが、どちらも砂や細粒分が混ざり、締め固められる材料として、タイヤローラなどで盛土に使われます。
花こう岩が風化して粒に分かれ、大小の粒が混ざったマサ土となって、締め固められる様子が示されています。
マサが締固め材料になるのは、風化によって岩が適度な粒に分かれるからです。花こう岩は、長い年月の風化で、もとの硬い岩から砂状の粒へと崩れていきます。こうしてできたマサは、大小の粒や細粒分が混ざった状態です。さまざまな大きさの粒が混ざっていると、締め固めたときに粒どうしがすき間を埋め合い、密に詰まります。岩が自然に砕けてできた粒の混ざりが、マサの締まりやすさにつながっています。
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