コンクリート法枠工
コンクリート法枠工は、河川や道路の法面に格子状のコンクリート枠を造り、枠内に中詰材を入れて表面を守る法覆工です。斜面の土砂流出を抑え、護岸やのり面を安定させます。試験では、施工時期、品質低下の原因、仕上がりを結び付けます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
河川の斜面に格子状のコンクリート枠が並び、その内側に石材や植生などの中詰材が配置されています。
コンクリート法枠工は、斜面にコンクリートの格子を作り、枠内を中詰材で保護する法覆工 (のり面を覆う工事) です。網で土を押さえるように、枠が斜面表面を区切って支えます。河川の流れや雨で土が流れ出るのを防ぎ、護岸や法面を長く安定させる役割があります。
斜面断面に、格子枠と中詰材が同じ面で連続し、法面全体を一体的に覆っている様子が示されています。
原理は、斜面を小さな区画に分けて、表面のずれや流出を抑えることです。コンクリート法枠工では、枠が骨組みとなり、中詰材が雨や流水を受ける面になります。一体構造として働くため、力が一か所に集中しにくくなります。卵パックが一つ一つのくぼみで中身を支えるように、格子が法面を分担して守ります。
護岸断面で、斜面表面の法覆工、下部の基礎工、前面河床側の根固工が位置別に色分けされています。
比較では、コンクリート法枠工は法覆工に当たり、斜面の表面を守る位置にあります。基礎工は護岸の下端を支え、根固工は水の流れで河床が掘られるのを防ぎます。表面は法覆工、足元は基礎工、前面の洗掘対策は根固工と、守る場所で分けて理解します。
コンクリート法枠工は、斜面に格子状の枠を造り、枠内に中詰材を入れて表面を守ります。土砂の流出を抑え、護岸やのり面を安定させます。