工事用道路
工事用道路は、工事の作業や資材・土砂の運搬のために、現場内に設ける仮の道路です。建設機械や運搬車両が安全に通れるようにするもので、作業に直接必要な仮設物として直接仮設工事に分類されます。工事が終われば撤去します。
セクション別の図解
工事用道路が、運搬機械の決められた運行経路として使われ、安全な運搬の動線になっている様子が描かれています。
工事用道路は、運搬機械や車両の通行を支えます。掘った土を運び出したり、資材を運び入れたりする運搬機械が、この道路を通ります。安全管理では、工事用道路を運搬機械の決められた運行経路として定め、人の作業場所と動線を分けることで、接触事故を防ぎます。作業や運搬に直接必要な仮設物のため、直接仮設工事に分類されます。工事用道路は、現場の物流と安全の両方を支える、大切な直接仮設です。
左に運搬に使う工事用道路 (直接仮設)、右に管理に使う現場事務所 (間接仮設) を並べ、仮設の分類が対比されています。
仮設工事は、工事の作業に直接必要かどうかで分かれます。工事用道路は、機械や車両が資材・土砂を運ぶために直接必要なため、直接仮設にあたります。現場事務所のように、管理や打合せのための施設は間接仮設です。「作業や運搬に直接使う設備が直接仮設」「管理のための場所が間接仮設」と整理すると、工事用道路が直接仮設である理由が分かります。工事用道路は、現場の作業を物流の面から支える直接仮設です。
ぬかるんで走れない地面に対し、整地された工事用道路を設けることで機械や車両が安全に通れるようになる様子が対比して示されています。
工事用道路が必要なのは、現場内に機械や車両の通り道がいるからです。工事では、土砂の運び出しや資材の運び入れのために、ダンプトラックなどが何度も往復します。地面がやわらかかったり、でこぼこだったりすると、車両が沈んだり荷崩れしたりして、運搬が滞り危険も増します。そこで、走行に耐える仮の道路を整え、運搬を安全・円滑にします。工事が終われば、この道路は撤去され、もとの計画通りに整えられます。
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