建築主
建築主は、建築物の工事を請負契約で注文する人、または契約によらず自分で工事を行う人を指す建築基準法上の主体です。お金を出して頼む人だけでなく、自ら建てる人も含む点が重要です。試験では、適用範囲、義務の主体、例外の区別が頻出です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
建築計画を中央に置き、周囲に注文者、施工者、セルフビルドする人が配置され、建築主の範囲が囲われています。
建築主は、建築基準法で手続や責任の出発点になる人です。工事を業者に頼む注文者も、自分で小さな建物をつくる人も含まれます。レストランで料理を注文する人と、自分で作る人の両方を「食事を用意する側」と見るように、工事を実現させる主体として考えます。
建築主、請負人、設計者の 3 者が横並びで描かれ、発注する人、施工する人、設計する人の役割が分けられています。
建築主、請負人、設計者は、同じ建築工事に関わっても立場が違います。建築主は工事を頼む側または自ら行う側、請負人は契約を受けて施工する側、設計者は図面や計画を作る側です。建築主の本質は、実際に手を動かす人かどうかではなく、工事を成立させる主体である点にあります。
左に契約書を持つ注文者、右に工具を持つ自己施工者が置かれ、両方が建築主の集合に入っています。
建築主の定義が広い理由は、建物を建てる行為を誰が始め、誰が法的な手続の責任を持つかを明確にするためです。請負契約がある場合は注文者、契約がない場合は自ら工事する人が中心になります。建築基準法では、工事の安全性や確認申請を確実に扱うため、責任の入口をこのように定めています。
建築主は、建築物の工事を請負契約で注文する人、または契約によらず自分で工事を行う人です。発注者だけでなく、自己施工する主体も建築基準法上は含まれます。