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用語集/加熱アスファルト混合物
専門土木

加熱アスファルト混合物

加熱アスファルト混合物は、アスファルトと砕石などの骨材を加熱して混ぜ合わせた、舗装の表層・基層に使う材料です。熱いうちに敷き広げて締め固め、冷えて固まります。配合はマーシャル安定度試験で設計し、施工では温度管理が鍵になります。

3 枚の画像で解説

セクション別の図解

加熱アスファルト混合物の供試体をマーシャル安定度試験にかけ、最適なアスファルト量を決める様子が描かれています。

加熱アスファルト混合物の配合は、マーシャル安定度試験で設計します。アスファルトの量を変えた供試体をつくり、それぞれの安定度 (荷重への抵抗) やフロー値 (変形) を測って、最も性能のよい最適アスファルト量を決めます。アスファルトが少なすぎると骨材がはがれ、多すぎると変形しやすくなるため、ちょうどよい量を見つけます。こうして配合を決めた混合物を、舗装の表層・基層に敷いて締め固めます。

左に高温で施工する加熱アスファルト混合物、右に加熱せず使える常温混合物を並べ、施工温度のちがいが対比されています。

アスファルト混合物には、加熱して使うものと、常温で使えるものがあります。加熱アスファルト混合物は、プラントで加熱して混ぜ、熱いうちに施工する材料で、本格的な道路の舗装に広く使われます。常温混合物は、加熱せずに使えるため、小さな補修などに便利です。加熱アスファルト混合物は、熱いうちに施工するため温度管理が重要で、冷めすぎると締め固めにくくなります。用途に応じて使い分けます。

熱くて軟らかい混合物を敷き広げてローラで締め固め、冷えるとアスファルトが固まって丈夫になる流れが示されています。

加熱アスファルト混合物が舗装になるのは、温度によってアスファルトの硬さが変わるからです。アスファルトは、熱すると軟らかく流れやすくなり、冷えると固くなります。加熱して軟らかくすることで骨材とよく混ざり、熱いうちなら敷き広げて締め固められます。締め固めたあと冷えると、アスファルトが固まって骨材を結びつけ、丈夫な舗装になります。冷めすぎると締まらないため、運搬・施工での温度管理がとても重要です。

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