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用語集/自重
工学基礎

自重

自重は、梁などの部材が、それ自身でもっている重さのことです。本来はこれも部材にはたらく荷重の一つですが、計算を簡単にするため、問題によっては「自重は考慮しない」という条件で扱われることがあります。その場合は外からの荷重だけで計算します。

3 枚の画像で解説

セクション別の図解

「自重は考慮しない」という条件のもとで、集中荷重だけを使って梁の反力や曲げを計算する様子が描かれています。

自重は、計算するときの前提条件として登場します。梁の問題では、「ただし、梁の自重は考慮しないものとする」という条件がつくことがあります。この条件があるときは、自重を無視して、外からの集中荷重だけを使って反力や曲げモーメントを計算します。前提を見落とすと、計算の前提がずれてしまいます。だから、計算を始める前に、自重を考慮するのかしないのか、問題の前提条件を必ず確認することが大切です。

左に梁自身がもつ自重、右に外から加わる集中荷重を並べ、力の出どころのちがいが対比されています。

自重と、外から加わる荷重は、力の出どころがちがいます。自重は、梁などの部材が自分自身でもっている重さで、部材の内側から生じる力です。集中荷重などの荷重は、車や建物の重みなど、外から部材に加わる力です。どちらも下向きにはたらき、部材を曲げようとしますが、自重は部材全体に一様にかかり、集中荷重は1点に集中します。問題では、自重を考慮するかどうかが条件として示されます。

自重を考えると複雑になる計算を、自重を無視することで集中荷重だけのわかりやすい計算にする様子が対比して示されています。

自重を「考慮しない」ことがあるのは、計算を簡単にするためです。自重は部材全体に一様にかかるため、これを含めると計算が複雑になります。一方、外からの集中荷重に比べて自重が小さい場合や、考え方を学ぶ場合には、自重を無視しても大きな問題になりません。そこで、問題では「自重は考慮しない」という条件をつけて、集中荷重だけを考える簡単な計算にすることがあります。実際の設計では、必要に応じて自重も含めます。

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