一連作業最小ボトルネック
一連作業最小ボトルネックは、掘削、運搬、敷均しなどをつなげた施工で、最も作業能力が小さい機械が全体の進み具合を決める考え方です。速い機械を増やすより、詰まり点を見つけて能力をそろえることが大切です。試験では、管理項目、確認時期、現場での使い分けが頻出です。
セクション別の図解
掘削機、運搬車、敷均し機が一列に並び、能力の小さい機械の前後で作業の流れが詰まる様子が描かれています。
一連作業最小ボトルネックは、複数の機械がリレーのようにつながる施工で、いちばん遅い工程が全体能力を決めるという考え方です。掘削が速くても運搬が追いつかなければ、土は現場で待ちます。水道の途中に細い管が1か所あると、そこ以上の水は流れないのと同じです。施工計画では最小能力をまず確認します。
上に太い通路、中央に細い通路、下に再び太い通路が描かれ、流れの量が細い部分で制限されています。
ボトルネックの原理は、作業が前後工程に受け渡されるとき、途中の最小能力を超えて流れられない点にあります。施工では、掘る量、運ぶ量、ならす量が時間あたりの処理量としてつながります。どこか1工程だけ小さいと、前工程には待ちが出て、後工程には空きが出ます。だから全体能力は平均値でも最大値でもなく、最小値で見ます。
左に最大能力を選んだケース、右に最小能力を選んだケースが並び、施工能力の見方の違いが示されています。
一連作業では、掘削、運搬、敷均しなどの各工程がつながって全体の進み方を決めます。最も性能が高い機械は余力を示しますが、実際の流れを決めるのは最も作業能力が小さい工程です。最小能力をボトルネックとして見ることで、全体の施工速度を現実的に把握できます。
掘削、運搬、敷均しのような一連作業では、最も能力が小さい工程が全体の進み方を決めます。速い工程だけを増強しても、詰まり点が残ると生産量は伸びません。