表層
表層は、舗装の一番上にあって、車や人が直接ふれて通る層です。アスファルト混合物でつくられ、車の重みを下の基層へ伝えながら、すべりにくさ・水はけ・すり減りにくさといった、路面に直接求められる性能を受け持ちます。
セクション別の図解
基層の上にアスファルト混合物を敷き広げ、ローラで平らに締め固めて表層を仕上げる現場の様子が描かれています。
表層は、基層の上にアスファルト混合物を敷き広げ、ローラで平らに締め固めて仕上げます。表層が平らで適切に締まっていると、乗り心地がよく、水もたまりにくい路面になります。表層は一番上で車のタイヤや雨に直接さらされるため、長年の使用で少しずつすり減ります。傷みが進むと表層を削って新しく敷き直す打ち換えを行い、路面の性能を保ちます。
車が直接走る最上面の表層と、その下で支える基層を上下に並べ、役割のちがいが対比されています。
表層と基層は重なり合うアスファルトの層ですが、求められる役割がちがいます。表層は一番上で、すべりにくさや水はけなど、車が安全・快適に走るための路面性能を受け持ちます。基層はその下で、表層を平らに支える下地と、重みを路盤へ伝える役割です。直接ふれる路面の質は表層が、下からの支えは基層が担う、という分担になっています。
表層の上で雨水が横へ流れ、表面の細かなきめがタイヤをとらえてすべりを防いでいる様子が拡大して示されています。
表層は、ただ車を支えるだけでなく、安全に走れる路面を保つ働きをもちます。表面に適度なきめ (凹凸) があることでタイヤがとらえられ、ぬれていてもすべりにくくなります。また水はけをよくして雨水を路肩へ流し、水たまりやスリップを防ぎます。受け止めた車の重みは下の基層へ伝えます。これらの性能を保つため、表層には目的に合ったアスファルト混合物が選ばれます。
関連用語
この用語と関連する用語に進めば、学習が広がります。