平坦性
平坦性は、舗装した路面の凹凸の少なさ、つまり表面がどれだけ平らかを表す品質です。平坦性が高いほど乗り心地がよく、走行が安全になります。プロフィルメータなどで測定し、アスファルト舗装の品質管理の主な項目の一つです。
セクション別の図解
完成した路面の平坦性をプロフィルメータで測り、基準を満たすか確認して乗り心地を確保する流れが描かれています。
平坦性は、アスファルト舗装の品質管理の主な4項目 (路床支持力・配合・厚さ・平坦性) の一つです。完成した路面の平坦性をプロフィルメータなどで測定し、基準を満たすかを確認します。平坦性が悪いと、走行時に揺れて乗り心地が悪くなり、長く使ううちに傷みも早まります。平坦に仕上げることで、快適で安全な走行を確保できます。仕上げの転圧をていねいに行うことが、よい平坦性につながります。
左に路面の凹凸を見る平坦性、右に舗装の層の厚みを見る厚さを並べ、品質管理で測る対象のちがいが対比されています。
平坦性と厚さは、どちらもアスファルト舗装の品質管理項目ですが、見ているものがちがいます。平坦性は、路面の表面がどれだけ平らか (凹凸の少なさ) を表し、乗り心地や走行の安全に関わります。厚さは、舗装の層がどれだけの厚みをもつかを表し、コア採取などで確認します。平坦性は表面の仕上がり、厚さは内部の構造、というように、別々の観点から舗装の品質を確かめます。両方そろって良い舗装になります。
プロフィルメータが路面を走り、表面の小さな凹凸を連続的に測って平坦性を数値として記録する様子が示されています。
平坦性が品質として扱えるのは、路面の凹凸を測って数値にできるからです。プロフィルメータなどの測定器を路面に沿って走らせると、表面の小さな凹凸を連続的に測れます。凹凸が少ないほど平坦性が高く、よい路面です。測った値があらかじめ決めた基準を満たすかで、合否を判断します。見た目だけでは分かりにくい平坦性を数値にすることで、客観的に品質を確かめ、乗り心地のよい路面に仕上げられます。