閉合トラバース測量
閉合トラバース測量は、測点を順番に結んで距離と角度を測り、最後に出発点へ戻って閉じた多角形をつくる測量です。始点に戻るため、観測誤差を閉合誤差として確認でき、道路や造成地の基準点測量で精度管理に使われます。
セクション別の図解
測点AからB、C、Dへ順に進み、最後にAへ戻る多角形のトラバース図が矢印付きで描かれています。
閉合トラバース測量は、測線を輪のようにつないで、出発点に戻る測量です。輪ゴムの端と端がぴったり合うかを見るように、最後の位置ずれから測量全体の誤差を確認できます。距離と角度を順番に測るだけでなく、閉じた結果を使って精度を点検できる点が大切です。
閉合比が1/1000と1/5000の2例で並び、分母が大きい側ほど精度が高いことが強調されています。
閉合トラバース測量の判定では、閉合比の分母を見ます。閉合比は、全体の測った距離に対して最後のずれがどれくらい小さいかを表す目安です。1/5000は1/1000より分母が大きく、同じ距離ならずれが小さいという意味になります。分母が大きいほど精度が高いと判定します。
各測点に測量機器が置かれ、隣の点までの距離と角度を順に観測して多角形を閉じる手順が描かれています。
閉合トラバース測量の手順は、出発点を決め、次の測点までの距離と角度を測り、同じ作業を順番に繰り返します。最後に出発点へ戻り、計算上の位置と実際の位置のずれを確認します。帳簿の合計を最後に照合するように、閉合してから観測値の良し悪しを点検します。
測線の総距離と出発点に戻ったときの閉合誤差が示され、閉合比を計算する流れが描かれています。
閉合トラバース測量の数値では、総距離と閉合誤差を分けて読みます。総距離が長いほど少しのずれは相対的に小さくなり、閉合誤差が大きいほど精度は悪くなります。閉合比は「閉合誤差÷総距離」をもとにした割合です。数値問題では単位をそろえてから計算します。
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