ヘアクラック表層1mm
ヘアクラック表層1mmは、アスファルト舗装の表面近くに生じる、髪の毛のように細く短い幅 1mm 程度のひび割れです。温度低下や締固め不足と関係し、初期の変状として早めに原因を確認することが大切です。試験では、仕組み、適用条件、似た用語との違いが頻出です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
アスファルト舗装の表層を拡大した断面で、表面近くに浅く細いひびが入る様子が描かれています。
ヘアクラック表層1mmは、舗装表面に出る髪の毛のような細いひび割れです。幅はおおむね 1mm 程度で、深い構造破壊というより表層の初期変状として見ます。小さな傷でも雨水が入り、放置するとひびが広がることがあるため、施工温度や締固め状態を振り返る手がかりになります。
表層温度の低下と締固め不足から、舗装表面に細いひびが生じる流れが矢印で示されています。
アスファルト混合物は、熱いうちは締め固めやすく、冷えると硬くなって密度を上げにくくなります。転圧が遅れたり回数が足りなかったりすると、表層に小さなすき間や弱い部分が残ります。そこへ温度収縮や交通荷重が加わると、ヘアクラック表層1mmのような細いひびが出やすくなります。
ヘアクラック、線状ひび割れ、亀甲状ひび割れが 3 列に並び、幅や広がり方の違いが示されています。
ヘアクラックは細く短い初期的なひびで、表面に浅く出ます。線状ひび割れは一本の長い線として続き、亀甲状ひび割れは網目のように広がります。ヘアクラック表層1mmの比較では、ひびの幅だけでなく、長さ、形、面として広がっているかを見ます。変状名を選ぶ問題では、形状の観察が決め手になります。
ヘアクラックは舗装表面近くに出る細く短いひび割れです。幅1mm程度の初期変状として、広い亀甲状の破損とは区別します。