剥離剤
剥離剤は、コンクリートが型枠のせき板に付着するのを防ぐために、型枠の内面に塗る薬剤です。これにより、型枠を取り外すときに表面がきれいに離れ、コンクリートの仕上がりと型枠の再使用を助けます。
セクション別の図解
型枠を組み立てる前に、せき板の内面へ剥離剤を塗り、後の脱型と転用に備える様子が示されています。
剥離剤は、型枠を組み立てる前に、コンクリートに接するせき板の内面へ塗っておきます。これにより、コンクリートが固まった後の脱型がきれいになり、コンクリート表面の品質を確保できます。また、型枠が傷みにくくなるので、別の場所で再使用(転用)するのにも役立ちます。後の仕上げや着色に支障が出ないよう、種類と量を適切に選んで使います。
剥離剤を塗った型枠ときれいに離れるコンクリート、塗らない型枠と表面が傷むコンクリートが対比されています。
剥離剤を塗るかどうかで、脱型(型枠を外すこと)の仕上がりが変わります。塗っておけば、コンクリートが型枠から離れやすく、表面を傷めずにきれいに外せます。塗らないと、コンクリートが型枠に固着し、外すときに表面が剥離して傷みます。ただし、塗りすぎると後の仕上げや着色に支障が出ることもあるため、内面に適量を塗ることが大切です。
型枠の内面とコンクリートの間に剥離剤の膜ができ、両者が固着せずに離れる様子が示されています。
剥離剤がはたらくしくみは、型枠とコンクリートの間に膜をつくって、両者が直接くっつくのを防ぐことです。コンクリートは型枠の表面の細かい凹凸に入り込んで固着しやすいのですが、剥離剤の膜があると、固まっても型枠にくっつきません。これにより、脱型のときにコンクリートが型枠から離れやすくなり、コンクリート表面の品質も保たれます。
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