護岸基礎工計画河床高より低く
護岸基礎工計画河床高より低くは、護岸を支える基礎の上端を、将来の川底として決めた計画河床高より下に置く考え方です。洪水で川底が削られても基礎が露出しにくくなり、護岸の倒壊や沈下を防ぎます。試験では、部材の位置、守る対象、水の作用を結び付けます。
セクション別の図解
河川断面に計画河床高の線が引かれ、その線より下に護岸基礎工の天端が置かれている様子です。
護岸基礎工計画河床高より低くは、川底が予定より少し削られても基礎が表に出ないようにする配置です。基礎は家でいえば足元の土台なので、見える位置まで洗掘 (流れで河床が削られること) が進むと不安定になります。計画河床高を基準線にして、それより低く納めることが重要です。
洪水後に河床が下がった断面で、上の土が削られても低く置いた基礎が水流に直接さらされにくく描かれています。
洗掘が起きると、川の流れが河床の砂や土を持ち去り、護岸の足元が下がります。基礎天端が計画河床高と同じか上にあると、少し削られただけで基礎がむき出しになります。低い位置にしておけば、表面が多少変わっても根入れ (地中に入っている深さ) が残り、護岸を支える力を保ちやすくなります。
計画河床高より上、同じ高さ、低い位置の三つの断面が横に並び、正誤の印で位置関係が整理されています。
位置の違いを見ると、計画河床高より上は露出しやすく、同じ高さも安全側とはいえません。低い位置だけが、河床が少し下がっても基礎を守りやすい配置です。護岸基礎工の問題では、「計画河床高より高く」や「同じ高さ」という表現に注意し、正しいのは低く設ける方だと判断します。
護岸基礎工は、基礎の上端を計画河床高より低く置きます。洪水で川底が削られても基礎が露出しにくく、護岸の足元を安定させます。
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