フレッシュコンクリート
フレッシュコンクリートは、練り混ぜてからまだ固まっていない、やわらかい状態のコンクリートのことです。運搬・打込み・締固め・仕上げがしやすいかどうかが施工の良し悪しを左右し、その性質を表す用語がいくつかあります。
セクション別の図解
スランプ試験で軟らかさを測り、ワーカビリティーを確かめながら、フレッシュコンクリートを適切に管理する様子が描かれています。
フレッシュコンクリートは、施工性と品質を両立させるよう管理します。性質を表す用語には、施工のしやすさ全体を指すワーカビリティー、変形や流動への抵抗を指すコンシステンシーなどがあります。やわらかさは、スランプ試験で測ります。やわらかすぎると材料が分離し、硬すぎると締固めが難しくなるため、ちょうどよい状態に調整します。フレッシュの段階で適切に管理することが、できあがる構造物の品質を確保するうえで大切です。
やわらかく流し込めるフレッシュコンクリートと、固まって強度を持つ硬化コンクリートを並べ、状態のちがいが対比されています。
コンクリートは、時間の経過で状態が変わります。フレッシュコンクリートは、練り混ぜてからまだ固まらない、やわらかい状態です。この間に運搬・打込み・締固め・仕上げを行います。固まったあとは硬化コンクリートと呼ばれ、強度を持って構造物を支えます。やわらかく作業する段階がフレッシュ、固まって力を支える段階が硬化です。フレッシュの段階で正しく施工することが、よい硬化コンクリートにつながります。
練り混ぜてから固まるまでの限られた時間に、運搬・打込み・締固め・仕上げをすべて終える必要があることが示されています。
フレッシュコンクリートが重要なのは、施工できるのが固まる前だけだからです。コンクリートは時間がたつと固まり、いったん固まると形を変えられません。だから、やわらかいフレッシュの間に、運搬から仕上げまでの作業をすべて終える必要があります。このとき、コンクリートが作業しやすいやわらかさかどうかが仕上がりを左右します。そこで、その性質をワーカビリティーやコンシステンシーといった用語で表し、施工しやすさを評価します。