土質柱状図
土質柱状図は、ボーリング調査の結果を深さ方向にまとめた図です。各深さの土や岩の種類、地下水の位置、標準貫入試験のN値などを柱状に並べて示し、地盤の構成や硬さがひと目でわかるようにしたものです。
セクション別の図解
土質柱状図をもとに、支持層の深さや軟弱層の有無を判断し、基礎の設計や施工計画を立てる様子が示されています。
土質柱状図は、基礎や構造物の設計・施工の基礎資料として使われます。図から、杭や基礎を支える硬い支持層がどの深さにあるか、沈下に注意すべき軟弱層があるか、地下水位はどこかなどを判断します。複数地点の柱状図を結べば、地層の広がりを表す地質断面図もつくれます。地盤を相手にする工事で、設計や施工計画を立てるための出発点となる、重要な記録です。
1地点を深さ方向に表す土質柱状図と、複数の柱状図を横に結んだ地質断面図が、表す範囲のちがいで対比されています。
土質柱状図は、地質断面図と表す範囲がちがいます。土質柱状図は、ボーリングを行った1地点の地盤を、深さ方向に表したものです。地質断面図は、いくつかの地点の柱状図を横に並べて結び、地層が横方向にどうつながっているかを表したものです。まず各地点で柱状図をつくり、それらをもとに断面図を描く、という関係です。柱状図は、地盤調査の最も基本的な記録です。
ボーリングで得た土質・地下水・N値の情報が、深さと対応づけて土質柱状図に整理され、設計者が読み取れる様子が示されています。
土質柱状図が役立つのは、ばらばらの調査結果を、誰が見ても読み取れる共通の形式に整理するからです。掘りながら得た土の種類やN値などを、深さと対応づけて柱状に記録します。地層の境目や地下水位もはっきり示されます。決まった形式でまとめるため、調査した人だけでなく、設計者や施工者など別の人も、地盤の状態を正しく読み取って、基礎の設計や施工計画に生かせます。
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