調達計画
調達計画は、工事に必要な人手や資材、機械を、いつ・どれだけ・どこから用意するかを定める計画です。労務・資材・機械の手配や輸送を計画的に行い、工事が止まらないように必要な人手・資材・機械を準備するためのものです。
セクション別の図解
調達計画が、工程計画と連動しながら、労務・資材・機械の手配と輸送を取り仕切る様子が描かれています。
調達計画は、施工計画を構成する分野の一つで、労務・資材・機械の調達と、それらを現場へ運ぶ輸送を扱います。いつ何が必要になるかは工事の進み具合で決まるため、調達計画は工程計画と連動して立てます。施工計画には、ほかに環境保全計画、品質管理計画、仮設備計画などがあり、調達計画はそのうち資源の確保を担います。事前調査で調べた調達先や輸送ルートの情報をもとに、現実的な手配計画を立てます。
人・資材・機械をそろえる調達計画と、仮設の設備を設計・配置する仮設備計画を並べ、扱う対象のちがいが対比されています。
調達計画と仮設備計画は、どちらも施工計画の分野ですが、扱う対象がちがいます。調達計画は、工事に使う人手・資材・機械という「資源」を、いつ・どれだけ・どこから用意するかを定めます。仮設備計画は、工事のために一時的につくる足場や工事用道路、現場事務所などの「仮の設備」の設計や配置を定めます。資源をそろえるのが調達計画、仮の設備を計画するのが仮設備計画、という役割のちがいがあります。
工事の進み具合 (工程) に合わせて、必要な時期に資材や機械が届くよう手配のタイミングを調整する様子が示されています。
調達計画が必要なのは、資源が欠けると工事が止まるからです。資材が間に合わなければ作業は進まず、逆に早く届きすぎても置き場所に困ります。人手や機械も同じで、必要なときにそろっていることが大切です。そこで、工事の進み具合 (工程) に合わせて、いつ・どれだけ手配するかを計画します。工程に合わせて過不足なく資源をそろえることで、工事を止めず、無駄な在庫も出さずに、効率よく進められます。