場所打ち杭
場所打ち杭は、現場で地盤に穴を掘り、その中に鉄筋を入れてコンクリートを打って、その場でつくる杭です。工場製を運ぶ既製杭と対になり、大きな径や深い杭をつくれる、基礎の杭の分類の一つです。
セクション別の図解
橋脚や大型建物の基礎として、大径・大深度の場所打ち杭を施工し、大きな荷重を支持層まで伝える様子が示されています。
場所打ち杭は、橋や大きな建物など、大きな荷重を支える基礎で使われます。大きな径や深い杭をつくれるため、深い支持層まで届かせて重い構造物を支えられます。施工では、地盤に応じてオールケーシング・アースドリル・リバース・深礎の4工法から選び、孔壁の保護とコンクリートの打設を適切に管理することが品質の鍵になります。既製杭とともに、基礎を支える杭の基本的な分類です。
現場で穴を掘って打設する場所打ち杭と、工場製を運んで打つ既製杭が、つくり方のちがいで対比されています。
場所打ち杭は、既製杭とつくり方がちがいます。場所打ち杭は、現場で穴を掘ってコンクリートを打つため、大きな径や深い杭を自由につくれますが、現場での品質管理が重要になります。既製杭は、工場で品質よくつくった杭を運んで設置するため品質が安定する一方、長さや径に制約があります。大きな荷重には場所打ち杭、品質の安定や小規模には既製杭と、地盤や構造物に応じて使い分けます。
地盤に穴を掘り、孔壁が崩れないよう保護しながら、鉄筋かごを入れてコンクリートを打つ、場所打ち杭の手順が示されています。
場所打ち杭をつくるには、まず地盤に深い穴を掘ります。このとき、何もしないと孔の壁が崩れるため、安定液(泥水)やケーシング(鋼管)で孔壁を保護します。次に、鉄筋を組んだ鉄筋かごを建て込み、トレミー管などでコンクリートを打設します。孔壁をどう保護するかによって、オールケーシング・アースドリル・リバース・深礎の4工法に分かれます。地盤に応じて工法を選びます。
関連用語
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