アスファルト温度管理 5 工程
アスファルト温度管理 5 工程は、混合物の到着、敷均し、初転圧、二次転圧終了、交通開放を温度で確認する管理です。冷えると締め固めにくくなるため、施工品質を左右します。試験では、施工時期、品質低下の原因、仕上がりを結び付けます。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
舗装施工の流れが左から右へ 5 工程で並び、各工程のそばに温度札が置かれています。
アスファルト温度管理 5 工程では、熱いアスファルト混合物が冷めていく前提で、どの時点で何度かを確認します。到着、敷均し、初転圧、二次転圧終了、交通開放を追うことで、柔らかいうちに締め固め、冷えてから車を通す判断ができます。料理の焼き加減を見る温度管理に近いです。
上段に敷均し 110℃以上の赤い温度帯、下段に交通開放 50℃以下の青い温度帯が並んでいます。
敷均し時の 110℃以上は、まだ混合物が動きやすく、ローラで密度を高められる温度の目安です。交通開放の 50℃以下は、車を通してもわだちや変形が起きにくい温度の目安です。アスファルト温度管理では、高い温度を保つ場面と、十分に冷ます場面を逆にしないことが重要です。
アスファルト混合物は冷えると締固めにくくなります。到着、敷均し、初転圧、二次転圧終了、交通開放の各段階で温度を確認して品質を保ちます。
温度計と混合物粒子の拡大図が並び、温度低下で混合物が硬くなり密度が上がりにくい様子が示されています。
アスファルト混合物は、温度が高いと油分を含む接着材が柔らかく、骨材が動きやすい状態です。冷えると接着材が固くなり、ローラで押しても粒が動きにくくなります。これは冷えたあめが伸びにくいのと似ています。温度低下の仕組みを知ると、締固め密度を確保する時間が限られる理由が分かります。