アスファルトフィニッシャ バイブレータ式vsタンパ式
アスファルトフィニッシャ バイブレータ式vsタンパ式は、舗装機械が敷きならしたアスファルト混合物をどう締め固めるかの違いです。バイブレータ式は連続振動で静かに締め、タンパ式は上下の打撃で強く締めるため、騒音や適用場面の差を押さえることが大切です。
セクション別の図解
左にバイブレータ式、右にタンパ式のアスファルトフィニッシャが並び、舗装面の下で締固め機構が働く様子が描かれています。
アスファルトフィニッシャは、敷きならし直後のアスファルト混合物をスクリード (敷きならす板) でならしながら、前もって軽く締める機械です。バイブレータ式は細かい連続振動で粒を詰め、タンパ式は上下の打撃で押し込む点が違います。仕上げ転圧の前にどれだけ均一な面を作れるかが、舗装の平たん性や密度に関わります。
中央のスクリード下に小さな波線が連続して描かれ、細かな振動がアスファルト混合物へ伝わる流れが示されています。
バイブレータ式は、スクリード全体を細かく震わせ、混合物の粒を少しずつ動かして隙間を減らします。砂糖の袋を軽く揺らすと中身が詰まるのに近い考え方です。打撃が少ないため騒音や衝撃を抑えやすく、住宅地や夜間工事のように周辺環境への配慮が必要な舗装で選びやすい方式です。
右側の機械下部に上下へ動く板と太い矢印が描かれ、打撃のたびに音が広がる様子が波線で示されています。
タンパ式は、タンパ (たたいて押し込む板) を上下に動かし、混合物へ短い打撃を繰り返して締めます。餅つきの杵のように強く押し込むため、初期締固め効果は出しやすい一方、振動だけの方式より騒音や機械衝撃が大きくなりがちです。現場条件では、必要な締固め力と周辺への音の影響を一緒に考えます。
左のバイブレータ式に静かな施工の札が置かれ、右のタンパ式には大きな音の波線と注意表示が添えられています。
低騒音に向く方式は、連続振動で締めるバイブレータ式です。タンパ式は打撃で締めるため音が出やすく、バイブレータ式は連続振動なので音と衝撃を抑えやすいという差があります。どちらもアスファルト混合物を締めますが、締固めの方式が周辺環境への影響を変えます。